鎌倉時代末期の元亨年間(1321~23)に創建したと伝えられている松原市のお寺

令和7年3月 春季 

彼岸会のご案内

当座回向 一霊 三千円

※回向ご希望の方はメールまたは電話連絡お願い致します。

午後3より 法話

布教師 関本 和弘

     (法話グランプリ元チャンピオン)    

場所  西方寺 本堂
どうぞご自由にご参詣ください。

彼岸とは、サンスクリット語の「パーラミター」(波羅蜜多)の訳語で、この世のさまざまな苦しみや煩悩から離れ、悟りと安らぎの世界である浄土や涅槃(ねはん)に至ることを、川の向こう岸へ渡ることになぞらえた仏教用語です。それに対して、私たちが人間として生きる現実の世界を「此岸(しがん)」、つまり川のこちら側と呼びます。
彼岸会の中日に当たる春分の日や秋分の日は、昼と夜の長さが逆転する区切りの日でもあるため、これが生から死、死から生へと転じる時期と考えられて、此岸・彼岸の意味と結び付いたのかもしれません。

彼岸と此岸の間には、さまざまな苦悩と煩悩の水であふれる大河が流れているといわれています。この川を、「現世に生きる人間としての姿のまま渡るために必要な舟」として例えられるのが、仏教の「六波羅蜜行」です。


「六波羅蜜行」とは、

「布施(ふせ)」                     人のために見返りを求めず良いことをしたり、施しをしたりする 

「持戒(じかい)」                    自らを戒めながら規律を守り、規則正しい生活を送る       

「忍辱(にんにく)」                   苦痛や屈辱を耐え忍び、寛容な心を持つ

「精進(しょうじん)」                  怠けの心に打ち勝ち、目標に向かってひたむきに努力・前進する 

「禅定(ぜんじょう)」                  心の乱れと動揺を鎮め、静かな心で真理を思惟する      

「智慧(ちえ)」                     正しい行いをするために、仏の正しい知識を身に付ける

この6つの修業からなる行のことです。彼岸会の期間中、中日はご先祖様に感謝し、残りの6日間はこれらの修業を一日一つずつ行うことで、仏の悟りの境地すなわち彼岸に近づくことができるとされています。

彼岸会は、此岸から彼岸へ思いを馳せ、彼岸へ渡ったご先祖や仏教者の霊の安らかならんことをお祈りするのみならず、日頃見失いがちな、自分自身の立つ此岸をはっきりと見つめ直す機会でもあるのです。


令和7年 8月20日 
施餓鬼法要のお知らせ

塔婆回向 回向料一霊 3,000円

※回向ご希望の方はメールまたは電話連絡お願い致します。

 仏教の教えでは先祖供養を行ったことにより、自分たちにも徳が返ってくるとされています。

たとえば「言霊」と聞いたことがあると思いますが、善意から発した言葉は良い方向に、慢心からくる言葉は悪い結果に繋がるというもので、これを実感したことがある方は少なくないはずです。

仏教でも同様に、見返りを求めずに行った善行はいつか自分に返ってくる、救われるという考えがあります。

徳を積むという行動事態は「自分に自信を持つ方法」としても優れています。

仏教には、自分が行った行動が巡り巡めぐって自分にかえってくる。

「因果応報」という教えがありますが、先祖が作った因縁も子孫の人生に影響を与えるとされています。

同様に運を切り開く「開運」や、二人だけでなく二つの家の結びつきが深くなる結婚など、さまざまな事象に関与するため先祖供養が大切なものとして考えられているのです。

月参りしている仏さま以外に月参りしていない仏さま、五十回忌を過ぎた仏さま、里のご両親(亡くなっておられれば)宗派を問わず報恩謝徳の気持ちでできるだけご先祖の回向してほしいと思います。


令和7年8月10日 三宅観音 千日会

松原市指定文化財(御開帳)

三宅観音は、古来より八月十日を良節と定め、この日にお参りすれば千日分の功徳を戴き、観音さまとの御縁をより一層深められるお参りの日とされています。

三宅観音さまは現世においては、人々の救いの声や悩み事を聞きおそれを取り除き、諸々の願い事、心願成就や家内安全、災いや厄から護ってくださる救済の菩薩さまです。また来世においては、亡き人を極楽浄土へお導きくださる大慈悲の観音さまとして、広く信仰されてきました。どうぞ、この功徳多き日にお参りされて、ご利益を摂取せられますことを念じてやみません。                 

(観音経の奉納は午後二時より)




十 夜 法 要 の ご 案 内

日時:令和7年11月25日 
場所:融通念佛宗 安養山 西方寺 本堂

本年度の十夜法要は、疫病退散祈願、秋の実りへの感謝とご先祖さまのご供養、思いやりの精神、自身の極楽の往生を願って、心よりお念仏をご一緒にお唱えします。 ご多忙の処とは存じますが、お繰り合わせご参詣下さいますようご案内申し上げます。

御回向(回向料 一霊 三千円)

※本年度は大数珠繰の後参詣者一人一人に身体堅固の御祈祷をいたします。
あわただしい日々のなか、自分の現在地や行く先についてじっくり思いを巡らせるのは、そう簡単なことではありません。季節ごとに営まれてきた仏教行事の多くは、そんな私たちに「なにが大切なことなのか、ちゃんと気づきなさいよ」と立ち止まらせてくれるものです。
十夜の法要もそのひとつです。
堅苦しく考えずに過ごしやすい秋の散歩がてら、参詣してみてはどうですか。
合掌

月影や 外は十夜の 人通り(正岡子規)

お知らせ

塔婆回向

ご希望に方は電話、メール、又は直接当寺にて申し込みを受付しております。ご不明な点がございましたら何なりとご連絡くださいませ。

(一霊 3,000円)

御集印いたします。

松原市広報に載りました
聖徳太子と西方寺

三宅観音 千日会

松原市指定文化財(御開帳)

三宅観音は、古来より八月十日を良節と定め、この日にお参りすれば千日分の功徳を戴き、観音さまとの御縁をより一層深められるお参りの日とされています。

三宅観音さまは現世においては、人々の救いの声や悩み事を聞きおそれを取り除き、諸々の願い事、心願成就や家内安全、災いや厄から護ってくださる救済の菩薩さまです。また来世においては、亡き人を極楽浄土へお導きくださる大慈悲の観音さまとして、広く信仰されてきました。どうぞ、この功徳多き日にお参りされて、ご利益を摂取せられますことを念じてやみません。                 

融通念仏宗 西方寺

 江戸時代に三宅村と呼ばれた集落のほぼ西端にあたる松原市三宅中5丁目にあります。

大阪市平野区の大念佛寺を総本山とする融通念佛宗のお寺で、山号を「安養山」といいます。江戸時代の延宝5年(1677)に書かれた『大念佛寺四十五代記録并末寺帳』によると、元は浄土宗であったようです。また、大正11(1922)刊行の『大阪府全志』には、鎌倉時代末の元享年間(1321~24)に法明が融通念仏の教えを広めるために開いた念仏勧進道場が始まりであると書かれています。

 これらの記録と平安時代に彫られた仏像が残ることから、西方寺が三宅に古くからあるお寺であることが分かります。

約700余年の歴史を誇るお寺、西方寺。

西方寺では・・・葬儀、中陰法要、年忌法要、納骨、開眼、閉眼、墓じまいなど仏事全般や終活のご相談など。
大阪府仏教相談員であり終活ライフケアプランナー資格も習得しておりますので、仏事以外の相談も広く受けております。


ご相談・ご質問

皆様が気になる項目の一つとして挙げられるのは、檀家についてだと思います。葬儀や法事に関しまして、檀家に入る必要はございません。 


お布施について

お布施に決まった金額はございません。
些細な疑問だけでも結構です。メール若しくは、電話で気軽にご連絡ください。

宗旨・宗派を問わずご相談をお受けいたしますが、西方寺では宗派を融通念仏宗の儀礼に則って法要を執り行わさせていただきます。

僧侶に終活相談

        「終活はまだ早い」「縁起が悪い」と思っていませんか?一人で悩まないで!

終活を通して今までの人生を振り返ることが残りの人生をより豊かに生活できるかもしれません。


僧侶と一緒に終活を考えてい見ませんか?

まず終活の進め方で大事なことは、周囲の目を気にせず自分が満足する生き方・人生の締めくくり方を選択していくことであります。

特に現代は核家族化になり墓守、自分の葬儀などの悩みが増えてきています。生前に考えるアドバイスいたします。

僧侶だからわかることもございます。在家から大学時代に出家し卒業後、僧侶として勉強しています。在家出身だからわかることもあります。

菩提寺の無い人、葬儀に不安を感じておられる人、お寺で終活相談受け付けております。

令和7年3月予定 春季 彼岸会のご案内

西方寺では彼岸の中日(ちゅうにち)に彼岸法要を勤めております。先祖供養、水子供養、御祈祷など御回向いたします。

ご希望に方は電話、メール、又は直接当寺にて申し込みを受付しております。ご不明な点がございましたら何なりとご連絡くださいませ。


[彼岸とは]

  春彼岸は、春分の日を中日(ちゅうにち)とした前後3日間の計1週間をいいます。
「彼の岸」と書きますが、これは、私たちの住んでいる世界とは別のあらゆる苦しみのない世界、極楽浄土を指しています。
 経典には、極楽浄土は遥か西の彼方に
あると示されています。そして、夕陽が真西に沈む春分の日、秋分の日こそが極楽浄土への願いを確かなものにする日として最も良いと、そのように説かれたことに基づいた行事がお彼岸なのです。
 私たちは、極楽往生が叶うか不安に思ったり、亡くなった方への想いを忘れることもあるでしょう。そんな私たちにとってお彼岸とは、自身の極楽浄土への往生を願うとともに、亡き人への真心を捧げることのできる大切な機会です。
 あなた自身の、そしてすべての人の極楽往生を願い、また先立った方々へのご回向のため、ともにお念仏をとなえましょう。


  大阪 松原市の重要文化財指定のお寺        阿弥陀如来像2体 十一面観音像1体

年間行事

1月1日      修正会
3月      彼岸会
6月3日      御回在
8月10日   千日会
8月15日   精霊流し
8月20日   施餓鬼法要
9月      史跡参拝
11月25日     十夜法要
毎月22日  写経会

https://www.instagram.com/saihouji.m/

活動記録

作成中

災害ボランティア・子ども体験修行

    先祖供養、葬儀、中陰法要、年忌法要、納骨、お仏壇開眼、閉眼、お墓の悩み等仏事をお受けしております。

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